2009年03月29日

武蔵野33・11番/狭山33・7番 青い屋根が印象に残る

no-title狭山33

武蔵野33観音霊場11番札所・狭山33観音霊場7番札所(兼務)

上洗山普門院(ふもんいん)


真言宗豊山派 本尊:千手観音

普門院

参道から門に入る左手前に、北向の六地蔵菩薩がお祀りされている。

昔から子供の守本尊として夜泣き、病気など母親の悩みごとなどを解決して下さる、霊験あらたかなお地蔵さまである。

ぼけよけ地蔵尊

山門を潜って直左側に、「ぼけよけ地蔵尊」を祀るお堂があります。

ここのお地蔵様と一緒に、なんともいえない顔のおじいちゃん、おばあちゃんが一緒に並んでします。

あまり知られていませんが、ぼけよけ二十四地蔵尊霊場は、関西の和歌山県・大阪府・奈良県に点在しています。

関東には一つもないことから番外として、所沢の普門院に置くことになったそうです。

●住 所
〒359-1142 埼玉県所沢市上新井189
TEL:04-2922-2814



■■ 取材エピソード ■■

蓮の鉢があり、季節になると楽しめます。

寺院では珍しい青い瓦が印象的な雰囲気のあるお寺です。
本堂には上がって参拝できませんが、納経所での対応が気持ちの良いお寺です。
posted by 心遍路 at 19:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 武蔵の国100観音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月28日

狭山33・6番 瑞岩寺は獅子舞が有名

狭山33

狭山33観音霊場6番札所

祥雲山瑞岩寺 (ずいがんじ)


曹洞宗 本尊:十一面観音

祥雲山瑞岩寺

所沢の山口地区は、中世に山口氏という武家が支配していましたが、この瑞岩寺も室町時代初期に山口城主山口氏の菩提寺として慶長19年(1614年)に創建されました。

道路より一段高くなったところに瑞岩寺の山門が見えてくる。山門の左右に仁王像がそびえ、参拝者を出迎えてくれます。

岩崎簓獅子舞

瑞岩寺の「岩崎簓獅子舞」は毎年10月の第2土曜日に催されています。

伝説によれば、当地の地頭宇佐美助右衛門が大坂冬の陣の帰途に京都で3頭の獅子頭を求め、村の若者に稽古させたのが始まりといわれています。

この獅子舞は、八角形に縄張した舞台内で二頭の牡獅子が牝獅子を巡って争うという様を表現したものだということです。

●住 所
〒359-1145 埼玉県所沢市山口400
TEL:04-2922-6569



■■ 取材エピソード ■■

法事と重ならなければ本堂に上がれる札所

山門を入って左側にある不動堂の前には十二支をかたどったお地蔵さんたちがかわいらしいです。
とても落ち着いた感じのお寺です。藤棚があり見ごろにはきれいな花を咲かせます。
posted by 心遍路 at 18:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 武蔵の国100観音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月04日

狭山33・2番 貯水池の底に沈んだ村にあったお寺

狭山33

狭山33観音霊場2番札所

王辰爾山佛蔵院(ぶつぞういん)


真言宗豊山派 本尊:十一面観音

佛蔵院
           
山門をくぐると左手に石仏群があります。

明和5年(1768年)青面金剛庚申塔、文久3年六地蔵石憧、安政4年(1857年)文字馬頭、その他奥多摩新四国八十八カ所霊場の大師修行像73番が本堂左側庭前に安置されるなど見るべきものが多い札所です。

中でも鎌倉後期に起こった地蔵信仰で、悪業煩悩に勝つ地蔵といわれる勝軍地蔵がある。延享4年(1747年)の甲冑を着け馬にまたがる石像に注目する。

ここ佛蔵院の石仏の銘に、勝楽寺村という文字がたくさん見られるが、勝楽寺村は貯水池の底に沈んだ村で、佛蔵院もその村から移って来た寺です。

ですから2番札所でありながら5番目になっているのです。

江戸時代後期のすぐれた絵師「石川文松」が描いた本堂の杉戸絵は市の指定文化財となっている。


●住 所
西武狭山線下山口駅より徒歩5分
〒359-1145 埼玉県所沢市山口1119
TEL:04-2922-6528



■■ 取材エピソード ■■

バリアフリーに配慮

佛蔵院山門下

狭山の札所で気持ちの良いお寺です。

石段の右脇にはスロープもあり、配慮がされています。

山門前から境内を見ると、何ともいえない空間があり心休まります。
ラベル:狭山 佛蔵院
posted by 心遍路 at 06:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 武蔵の国100観音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月26日

狭山33・5番 少しの思いやりで立派な古刹になるはず

狭山33

狭山33観音霊場5番札所

瑞幡山勝光寺 (しょうこうじ)


臨済宗妙心寺派 本尊:白衣観音

勝光寺
           
勝光寺は弘安元年(1278年)執権北条時宗により開山は石門和尚、再興開山は了庵禅師、速禅禅師。創建されたと伝わる古刹です。

しかし、その後の元弘の役の折に堂宇を焼失するなど何度か衰微再興をくり返しましたが、徳川家康より境内地一万坪と寺領20石を下附せられてからは諸堂が整えられ、その当時に建立された伽藍を今日まで伝えています。

2階建の立派な山門は、花頭窓など唐様式が見られる楼門形式の荘厳な門で元禄7年(1694年)に建立されました。

2階部分には十六羅漢が安置され、正面に広がる狭山丘陵が見渡せます。

本堂も江戸初期の建物で、延宝5年(1677年)に建立されました。

他にも右手に建つ鐘楼は享保16年(1731年)の古い建物です。


●住 所
西武狭山線下山口駅下車
〒359-1145 埼玉県所沢市山口1410
TEL:04-2922-3636



■■ 取材エピソード ■■

住職の顔が見えない残念な札所

古い建物が並び、本来風格が出ていても良いと思うのだが、なぜかアンバランスに感じました。

それは手入れとさりげない思いやりが今ひとつ感じられないことが原因だと思いました。
ラベル:狭山 勝光寺
posted by 心遍路 at 07:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 武蔵の国100観音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月25日

3月7日に 100 の観音様に出会う意味を特別講習します。

今回池袋コミュニティ・カレッジさんが用意したカテゴリーは 【あるがままの自分】心と身体の健康 でした。

まさにお遍路・巡礼はこのカテゴリーそのままではないかと自負しております。

今回の講習会は会場での座学ですが、その多くは実際に札所を訪ね歩くことが主体の講座になります。

この特別講習に参加することから、巡礼の初めの一歩を踏み出すことになります。

六地蔵

この先に四国遍路や様々な巡礼があなたを迎える前段階として、100 の観音様とご縁を結び、巡礼のイロハを実体験していきます。


当日は様々なご質問に対してわかりやすくお答えいたします。

いかに、正しい参拝が必要なのかをわかるだけでも十分意味のある内容になっています。

武蔵の国 100観音霊場の発願札所の東高野山長命寺は西武池袋線の池袋駅から15分足らずの都内にありながら、境内に一歩踏み込むだけで、非日常が簡単に体験できるのです。


■ 3月7日土曜日 10:30〜12:00

講師 福本正幸(NPO法人心遍路 理事長)

会員 3,150 円  一般 3,465 円

会場 池袋コミュニティ・カレッジにて

※ここでいう会員は池袋コミュニティ・カレッジの会員のことです。

お問い合わせ: 03 (5949) 5487 まで
posted by 心遍路 at 16:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 武蔵の国100観音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月22日

狭山33・4番 場所の特定が困難な難所?

狭山33

狭山33観音霊場4番札所

正智庵(しょうちあん)


臨済宗妙心寺派 本尊:十一面観音 無住の札所 納経所は5番勝光寺

正智庵

狭山丘陵を背にした場所で、かつては文字通り庵があったのだろうが今では明治12年に建てた石像の観音堂があり、それを挟んで石仏が建っています。

●住 所
西武狭山線・西武球場前駅下車5分
〒359-1153 埼玉県所沢市上山口20
TEL:なし



■■ 取材エピソード ■■

十一面観音を真横から拝むことができます。

地元の人に聞いてもなかなか特定できずに右往左往しました。

通りから奥まっていることとお堂を探していると見つかりません。

そういう意味では難所?になるかもしれません。

草が伸び放題の空き地に吹きさらしの小さなバラックのような庵があり、そこに十一面観音の石仏が安置されています。

そのお顔はとても穏やかです。

この庵の当時の隆盛に思いをはせてしまいました。

ご朱印は次の札所の勝光寺でいただけます。
ラベル:正智庵 狭山
posted by 心遍路 at 13:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 武蔵の国100観音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

狭山33・3番 檀家に支えられている札所

狭山33

狭山33観音霊場3番札所

六斎堂(ろくさいどう)


真言宗豊山派 本尊:正観音 無住の札所 納経所は1番金乗院

六斎堂

以前、あった聖観音が取り壊され、しばらく堂のない時期があったが10年程前に、地元の人たちの手で新しい観音堂が建立された。

●住 所
西武狭山線・西武球場前駅下車5分
〒359-1153 埼玉県所沢市上山口1645
TEL:なし



■■ 取材エピソード ■■

生活の中にお堂がある

入口から一面の墓所。その中央、正面にお堂があります。

山口観音の後だけに、ここが札所かと思うでしょう。

休日に何度か訪ねていますが、お墓参りをしている檀家さんと必ず出会っています。

それくらい、地元の檀家さんの生活に溶け込んでいるのだと思います。


注意点としては、ご朱印は先に1番金乗院でいただいてください。

また、第2番の佛蔵院は移住されて、1番の次に3番を巡ります。
ラベル:狭山 六斎堂
posted by 心遍路 at 09:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 武蔵の国100観音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月19日

武蔵野33・13番/狭山33・1番 風格のある狭山霊場の発願札所

武蔵野33狭山33

武蔵野33観音霊場13番札所・狭山33観音霊場1番札所(兼務)

吾庵山金乗院(こんじょういん)山口観音


真言宗豊山派 本尊:千手観音

吾庵山金乗院

本尊千手観世音菩薩は行基大士の作といわれていますが、この本尊は秘仏であることから他見を許されていません。

弘仁年間弘法大師の開基と伝えられています。

昔、弘法大師がこの地を通り、山の中から不思議な光が出ているのを見られ、入って来た所、小さな祠に観音菩薩の祀られているのを見つけ、その晩此の祠に一夜の宿をとられました。

当時此の地方に悪病が流行し住民が難儀しているのを見て、翌日から千座の護摩を修行され、その折に本堂右裏の池の水を閼伽水として使われたといわれています。

後に住民が此の水を飲んだ所、病人はたちまち良くなり、再び明るい生活に戻ったと云われており、現在の境内の水はすべて此処から引かれています。

現在の本堂は宝暦年間に再建されたもので、本尊千手観音菩薩の左に毘沙門天、右に不動明王、更に聖観世音菩薩、聖徳太子、二十五菩薩など多くの諸尊像が祀られており、当時からの絵馬が堂内外に多く現存しています。

堂内の天井一面に描かれている墨絵の竜は、日光の泣き竜とともに名高いものです。

他にも貴重な文化財が沢山あります。

武蔵野33観音第13番札所、狭山33観音霊場1番札所、武蔵野七福神・布袋尊を兼ねています。

●住 所
西武狭山線・西武球場前駅から徒歩5分。
〒359-1153 埼玉県所沢市上山口2203
TEL:04-2922-4258



■■ 取材エピソード ■■

見所満載で、時間を忘れてしまいます。

狭山湖と多摩湖の間に挟まれた場所にあり、目と鼻の先に西武ドームがあります。

歩いて5分の場所に山口観音はあります。

仁王門を入って石段を登ると、正面には宝暦年間に建立された十間四面の本堂があります。

本堂回廊の外壁にマニ車が取り付けられていて、チベット風に回転させならが回廊を一回りしお参りします。

本尊は秘仏のため見れませんが、代わりに本堂裏側に裏観音(木造千手観音)が常時開帳されています。

堂の内外にはたくさんの絵馬が掛られています。

金乗院には、他にも六歌仙図大絵馬、煙草屋図大絵馬、算額、朝鮮式銅鐘など多くの文化財があります。

奥の階段を上りきると全体が朱色の八角屋根の五重塔が見えます。その1階には「仏国窟」というトンネルがあり、四国八十八カ所・西国三十三カ所お砂踏みを兼ねています。

いよいよここから狭山33観音をスタートすることになります。

今回の武蔵の国100観音霊場の紹介は、実際に今回のカルチャーで巡る順で紹介していきます。

posted by 心遍路 at 07:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 武蔵の国100観音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月15日

武蔵野33・6番 ここは清瀬市の葬祭場

no-title

武蔵野33観音霊場6番札所

安松山全龍寺(ぜんりゅうじ)


曹洞宗 本尊:釈迦如来
札所本尊:一葉観音

安松山全龍寺

当山は慶長元年(1596年)並木主水正安松を開基とし、玉室應珍和尚が開山しました。

貞享4年(1687年)、明治13年(1880年)と2度の火災によって寺宝など殆どを焼失しました。

清瀬市内6ヶ寺の中、15石の御朱印寺は全龍寺只1ヶ寺のみであります。

戦前は中清戸村(現清瀬市)の3分の1は寺有地でしたが、農地解放により20町余を失い、現在境内地は3000坪足らずになりました。

●住 所
西武池袋線・清瀬駅から徒歩12分。または志木行き西武バス、水天宮前下車、徒歩2分。
〒204-0012 東京都清瀬市中清戸1-524
TEL:0424-91-0020



■■ 取材エピソード ■■

札所というよりも葬祭場が前面に!!!

境内はわりと広いのですが、前面に大きな葬祭場(普門閣斎場)と駐車場があり、肝心の本堂は影が薄い感じです。

あわせて禅宗寺院なのに雑然とした感じが漂うのも、葬祭場としての経営が中心になっているからなのでしょうか。

また本堂を含めて開放はされず巡礼者泣かせの霊場になっています。
ラベル:武蔵野 全龍寺
posted by 心遍路 at 07:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 武蔵の国100観音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月13日

武蔵野33・5番 武蔵野の風情に佇むお寺

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武蔵野33観音霊場5番札所

寳塔山吉祥院多聞寺(たもんじ)


真言宗智山派 本尊:毘沙門天
札所本尊:十一面観音

寳塔山多聞寺

武蔵野の面影を残す当地に悠久の歴史を秘めて佇む当山は、元仁年間(鎌倉時代)に草創され、天満宮を安置して梅本坊と号していました。

約100年後、祐観上人が止住して毘沙門天を本尊とし、寳塔山吉祥院多聞寺と寺号を改めましたが、天満宮は今なお本堂に祠られ学問の神として参詣者も多く訪れています。

この毘沙門天は七福神のひとつに数えられ、除災招福の功徳尊として信仰されています。

多摩四国88ヶ所第37番の札所でもあり、東久留米七福神巡りの1寺にもなっています。

●住 所
西武池袋線・東久留米駅から徒歩12分
〒203-0053 東京都東久留米市本町4-13-16
TEL:0424-71-1234



■■ 取材エピソード ■■

開放された本堂

りっぱな鉄筋コンクリート製の入母屋造りの本堂はいつでも中に入れて参拝が可能です。

やはり本堂に入り般若心経を唱えると、集中でき心が静まるのを覚えました。

須弥壇には毘沙門天の使いとされるムカデが彫られています。一見の価値があります。
ラベル:武蔵野 多聞寺
posted by 心遍路 at 07:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 武蔵の国100観音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月12日

武蔵野33・4番 街中に静かに広がる保谷観音

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武蔵野33観音霊場4番札所

光明山福生院如意輪寺(にょいりんじ)


真言宗智山派 本尊:大日如来
札所本尊:如意輪観音

光明山如意輪寺

総本山は京都東山七条の智積院です。

如意輪寺草創の正しい年代は不詳ですが、古過去帳記載の中興第七世と思われる恵定法印(正保4年・1647年)の五輪塔が、現存住職墓碑では最古のものであります。

当山の本尊は本来不動明王でしたが、本堂消失後、新本堂建立とともに、金剛界大日如来(鋳造、享保5年製作)を本尊として安置し、観音堂には如意輪観世音を奉祠しています。

明治25年の火災により本堂庫裡共に全焼して、本尊不動明王や古文書などもすべて焼失していますが、境内東南隅にあった観音堂は難をまぬがれて、大正2年(1913年)現在地に移築され、保谷の観音さまとして皆に親しまれています。

多摩新四国88ヶ所霊場第35番札所も兼務しています。

●住 所
西武池袋線・保谷駅から吉祥寺駅行き、三鷹駅行き、武蔵境駅行き西武バス、保谷庁舎下車、徒歩6分。西武池袋線・ひばりが丘駅から保谷庁舎行き西東京市はなバス19番・如意輪寺下車徒歩0分
〒202-0011 東京都西東京市泉町2-15-7
TEL:0424-21-3014



■■ 取材エピソード ■■

近代的本堂とは対照的な観音堂

如意輪寺のバス停通りからやや奥まった場所に大きな山門が見えてきます。

仁王像は台石迄もはっきり見える様に置かれなかなかの迫力です。

山門を過ぎれば梅の老木が枝を伸ばしたトンネルが続き、右に折れると近代的な鉄筋2階建ての本堂があります。

その右横に本堂を向拝するように木造の観音堂が鎮座しております。観世音と描かれた大きな提灯が印象的です。
ラベル:武蔵野 如意輪寺
posted by 心遍路 at 14:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 武蔵の国100観音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月11日

武蔵野33・3番 観音・不動・大黒・地蔵・大師参りの寺

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武蔵野33観音霊場3番札所

亀頂山密乗院山寶寺(さんぽうじ)


真言宗智山派 本尊:不動明王(秘仏)
札所本尊:如意輪観音

亀頂山山寶寺

当山は後小松天皇の応永元年(1394年)、鎌倉大楽寺の大徳・大僧都幸尊法印の開山です。

幸尊法印は諸国遊行の途上、たまたまここ武蔵国石神井郷小仲原の地に立ち寄り、当地が石神井川の清流を前に、三寶寺川の渓谷を後ろにする、亀甲状丘陵の上になる景勝であることを見られ、これこそ堂宇の建立にふさわしいところであると思い、ここに真言密教の道場として、一宇の浄舎を建立されたのが始まりです。

境内の大黒天堂は開運出世福徳無盡の尊として参詣絶えず、地階の子育千体地蔵尊は檀信徒自ら彫刻した1000体の地蔵尊をお祀りし、更に天井にも檀信徒の画いた天井画数十枚を配して荘厳されています。

御府内八十八ヶ所第16番、関東36不動第11番などの札所としても参詣者が多く、特に境内の奥之院は高野山のそれを模し、88ヶ所お砂踏霊場は四国霊場の風光が感じられます。

文久年間など2度の火災に遇い寺宝を灰燼に帰したため、御成門のみ当時の面影を残しています。

●住 所
西武池袋線・石神井公園駅から石神井公園を経て徒歩20分。道場寺からは徒歩2分。
〒177-0045 東京都練馬区石神井台1-15-6
TEL:03-3996-0063



■■ 取材エピソード ■■

三宝寺池と照姫

三宝寺といえば地元石神井の人は石神井公園の三宝寺池と石神井城跡で大変よく知られたお寺であります。

毎年4月の終わりには、太田道灌によって地元石神井城が攻め落とされ城の照姫がその池に身を投げ、一命を落としたことを御祭した照姫祭りがことのほか有名でお祭りでは装束に扮した地元の方々の行列がにぎやかに執り行われます。

三宝寺はその石神井城のすぐ隣、城内にあったと思われます。


半日いても飽きの来ない信仰の聖地

ここには豊島区の名の由来である豊島家の墓や現在でも有数の地主である本橋家の菩提寺となっています。

また政治家、旧家の檀家さんも多く、いつも線香とお花の絶える時がありません。

また、朝夕定時の鐘の音が響く境内は、武蔵野の面影をしのぶ貴重な風景となっております。

是非お参りされた後、散策することをお勧めいたします。

観音様は本堂から左手奥に入った場所に近年観音堂が新築され、お移りになられました。

また、観音堂の横には高さ9メートルの石仏の観音様が一帯の住宅を見渡すようにいらっしゃいます。

そちらも是非ゆっくりご覧いただきたいと思います。
ラベル:山寶寺 武蔵野
posted by 心遍路 at 08:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 武蔵の国100観音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月10日

武蔵野33・2番 総欅(けやき)造りの三重塔の寺

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武蔵野33観音霊場2番札所

豊嶋山道場寺(どうじょうじ)


曹洞宗 本尊:釈迦如来
札所本尊:聖観音

豊嶋山道場寺

道場寺の開創は古く、天平元年(729年)、行基菩薩が当地に自作の阿弥陀如来像を安置したのが始まりと伝わります。

豊島氏最後の19代目城主泰経や一族の墓と伝えられる石塔墓が現存します。

都会の緑深い境内を進むと本堂が見えます。

唐招提寺金堂を模した重厚な堂宇です。

奈良の雰囲気がかなり濃厚なお寺の風情です。

旧本堂の中心部を残し歴史を伝えて増築し今の大本堂が建立されました。

●住 所
西武池袋線・石神井公園駅南口から石神井公園を経て徒歩18分。または上井草経由荻窪行き西武バス、JA東京あおば前下車、徒歩2分。
177-0045 東京都練馬区石神井台1-16-7
TEL:03-3996-0015



■■ 取材エピソード ■■

本堂の扉が10数センチしか空かない。

本堂に向かい参拝するために10数センチ空いていた引き戸を開けようと思い手をかけたらそれ以上開かない。

その先に賽銭箱があるので手を差し伸べて賽銭をいれお参りをすます。


納経時にお寺の方にこの件をお聞きすると、以前盗難があり残念ながら人が入れないようにしていますとのこと。

たしかに防犯カメラもあり、対応に苦慮している状況でした。
ラベル:武蔵野 三重塔
posted by 心遍路 at 07:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 武蔵の国100観音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月09日

武蔵野33・1番 発心のお寺 東高野山と呼ばれる風格の霊場

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武蔵野33観音霊場1番札所

東高野山長命寺(ちょうめいじ)


真言宗豊山派 本尊:十一面観世音菩薩

東高野山長命寺

山門には、重厚な仁王門があり、門を入ると東高野山と呼ばれるにふさわしく樹木に覆われた広い境内には諸堂が建ち並んでいます。

慶長18年(1613年)、後北条氏の一族である増島重明(慶算)が一院を開き、その志を継いで弟の子、重俊が諸堂を建立、寛永17年(1640)に大和(奈良県)長谷寺の秀算により「長命密寺」と号しました。

寺域は紀州高野山を倣ったもので、東高野、新高野と呼ばれました。

江戸幕府より九石五斗の御朱印を受け、御府内88か所17番霊場になるなど関東における有数の庶民信仰の霊場になりました。

奥之院の参道と周囲の石仏は特に有名で、東京都の史跡に指定されています。

●住 所
西武池袋線練馬高野台駅から徒歩5分
177-0033 東京都練馬区高野台3-10-3
TEL:03-3996-0056



■■ 取材エピソード ■■

あったはずの公衆トイレがなくなっている!

ご住職の話では、数年前ホームレスの溜まり場になり、近隣の人たちとトラブルになったことから、残念ながら撤去してしまったとのことです。

この問題は都内のお寺の課題のようでもあります。

ちなみにトイレは、納経所でお寺に一声かければ利用できます。



声を出して般若心経を唱えると気持ちいい

何といっても広い境内で、観音様の前で読経をすることで、気持ちが洗われます。

発心の心を授かる瞬間でもあります。

練馬高野台駅からわずかの場所に、異空間があることを覚えてください。

ラベル:練馬 観音 武蔵野
posted by 心遍路 at 07:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 武蔵の国100観音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月08日

武蔵の国の100の観音様とご縁を結びましょう

バナー


池袋コミュニティ・カレッジで100の観音様とご縁を結ぶ巡礼講座を
4月11日より開始します。

武蔵の国100観音霊場とは、西武線沿線にある

  武蔵野33観音霊場

  狭山33観音霊場

  秩父34観音霊場

の3つの観音霊場をいいます。


スタートは池袋から15分たらずの西武池袋線の練馬高野台駅です。

一歩境内に足を踏み入れると別世界がそこに存在いたします。



おとなの遠足よりは、巡礼での参拝や知識を踏み込んで学びます。


  寺で参拝の基本を身につけます。

  写経を納経する。

  般若心経、十句観音経、観世音菩薩普門品第二十五の読経

  境内の施設案内

  お寺によっては本堂に上がり住職からの法話もいただきます。


講座申込み開始は2月20日(金)からです。



詳細ページはコチラ


明日から武蔵野33観音霊場と狭山33観音霊場を毎日1カ寺づつ紹介していきます。
ラベル:秩父 狭山 武蔵野
posted by 心遍路 at 19:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 武蔵の国100観音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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