2009年02月28日

西国三十三カ所結縁御開帳情報(現在3月開催分)

西国三十三カ所では平成20年9月より平成22年5月末までの間、随時ご開帳が開催されています。

正式名称を「覚醒 観世音菩薩 慈悲の心」−西国三十三所結縁御開帳と称し、ご本尊を公開し皆様のご縁を結ぶことを願って開催されるものです。

3月開催の札所の開帳情報をお知らせいたします。

青岸渡寺と那智の滝

   1番 那智山青岸渡寺   平成21年3月1日〜平成21年3月末日

   6番 壺阪山南法華寺   平成20年10月1日〜平成21年5月31日

   13番 石光山石山寺    平成21年3月1日〜5月31日

   16番 音羽山清水寺    平成21年3月1日〜5月31日

   18番 紫雲山六角堂頂法寺 平成21年3月3日〜4月12日

   19番 霊ゆう山革堂行願寺 平成21年3月8日〜31日

   23番 応頂山勝尾寺    平成21年3月1日〜3日

   29番 青葉山松尾寺    平成20年10月1日〜平成21年9月30日

   33番 谷汲山華厳寺    平成21年3月1日〜3月14日

青地の太文字は3月以降のご開帳がない札所です。
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2009年02月27日

新刊 四国遍路の寺 上・下

五来 重 角川学芸出版(角川ソフィア文庫) 価格:各¥860

本書はカルチャーセンターでの24回の講話をまとめたもので、上下巻の2巻からなっています。

「歩く宗教民俗学者」と呼ばれている著者が、自らの足で検証したオリジナルな見解が多々あり、四国遍路に関する最高の解説書のひとつと言えます。

数ある札所の解説本を読んでも、紹介されていない情報など大変興味がわきました。

遍路についてより深く知りたいと思うお四国病の人には、最良の書となると思います。

四国遍路の寺 上

■四国遍路の寺 上巻 内容紹介

従来のガイドブックとは一線を画した、宗教民俗学者が探り出す四国遍路。
弘法大師も修行した険阻な山頂や洞窟の霊場。
日本民族の宗教の原点を浮き彫りする知的冒険の書。
上巻では四国の瀬戸内海側(44〜86)の札所をめぐる。

内容(「BOOK」データベースより)
弘法大師はなぜ修行の場として四国を選んだのか。
大師が修行した霊場は現在の札所と同じなのか。
修行者が超人的な霊力を祈願した霊場を起源とする札所。
札所からは美しい海を眺望する必要があった。
めぐるだけではわからない本来の意味や歴史を明らかにし、古代日本人の宗教の原点に迫る。
上巻は44番札所大宝寺から86番札所志度寺まで、主に瀬戸内海側の札所をめぐる。
従来のガイドブックとは一線を画した知的冒険の遍路案内。

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四国遍路の寺 下巻 も読む
ラベル:四国遍路の寺

2009年02月26日

狭山33・5番 少しの思いやりで立派な古刹になるはず

狭山33

狭山33観音霊場5番札所

瑞幡山勝光寺 (しょうこうじ)


臨済宗妙心寺派 本尊:白衣観音

勝光寺
           
勝光寺は弘安元年(1278年)執権北条時宗により開山は石門和尚、再興開山は了庵禅師、速禅禅師。創建されたと伝わる古刹です。

しかし、その後の元弘の役の折に堂宇を焼失するなど何度か衰微再興をくり返しましたが、徳川家康より境内地一万坪と寺領20石を下附せられてからは諸堂が整えられ、その当時に建立された伽藍を今日まで伝えています。

2階建の立派な山門は、花頭窓など唐様式が見られる楼門形式の荘厳な門で元禄7年(1694年)に建立されました。

2階部分には十六羅漢が安置され、正面に広がる狭山丘陵が見渡せます。

本堂も江戸初期の建物で、延宝5年(1677年)に建立されました。

他にも右手に建つ鐘楼は享保16年(1731年)の古い建物です。


●住 所
西武狭山線下山口駅下車
〒359-1145 埼玉県所沢市山口1410
TEL:04-2922-3636



■■ 取材エピソード ■■

住職の顔が見えない残念な札所

古い建物が並び、本来風格が出ていても良いと思うのだが、なぜかアンバランスに感じました。

それは手入れとさりげない思いやりが今ひとつ感じられないことが原因だと思いました。
ラベル:狭山 勝光寺
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2009年02月25日

3月7日に 100 の観音様に出会う意味を特別講習します。

今回池袋コミュニティ・カレッジさんが用意したカテゴリーは 【あるがままの自分】心と身体の健康 でした。

まさにお遍路・巡礼はこのカテゴリーそのままではないかと自負しております。

今回の講習会は会場での座学ですが、その多くは実際に札所を訪ね歩くことが主体の講座になります。

この特別講習に参加することから、巡礼の初めの一歩を踏み出すことになります。

六地蔵

この先に四国遍路や様々な巡礼があなたを迎える前段階として、100 の観音様とご縁を結び、巡礼のイロハを実体験していきます。


当日は様々なご質問に対してわかりやすくお答えいたします。

いかに、正しい参拝が必要なのかをわかるだけでも十分意味のある内容になっています。

武蔵の国 100観音霊場の発願札所の東高野山長命寺は西武池袋線の池袋駅から15分足らずの都内にありながら、境内に一歩踏み込むだけで、非日常が簡単に体験できるのです。


■ 3月7日土曜日 10:30〜12:00

講師 福本正幸(NPO法人心遍路 理事長)

会員 3,150 円  一般 3,465 円

会場 池袋コミュニティ・カレッジにて

※ここでいう会員は池袋コミュニティ・カレッジの会員のことです。

お問い合わせ: 03 (5949) 5487 まで
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2009年02月24日

善光寺のお戒壇めぐりで生まれかわりを体験する

善通寺のご開帳に合わせて宿坊に1泊するツアーを開催します。

4月12日(日)と13日(月)の1泊2日でご開帳の善光寺を訪ねます。

宿坊は1400年前から善光寺の永代の宿の玉照院を利用します。



第6回目は善光寺のお戒壇めぐりの話です。

本尊を安置する瑠璃壇の床下には、全長45mの回廊が巡っています。
この真っ暗な回廊の中を、右手で壁を伝いながら回るのがお戒壇めぐりです。

暗闇の世界

光がまったくない回廊を進みます。
ガイドは、右手に添えた壁だけがたよりです。

バリアフリー旅行で視覚しょうがいの方の手引きをよくしますが、四国札所の善通寺の戒壇めぐりの時に、視覚しょうがいの方に手引きをしてもらい進んだことがあります。

いかに視力に頼っているかがわかります。
暗闇の中では、眼を開けているより、閉じているほうが集中できます。

45mという距離がとても長く感じられます。
やがて彼方からガシャガシャという音が聞こえてきます。

この空間を明暗を生死になぞらえた擬死再生の儀式ともいわれていますが、すこしうなずけます。

しばらくすると、右手腰の高さに、金属があたります。
これが如来様お身代わりの「極楽の錠前」です。ご本尊の真下にあり、これに触れると本尊との結縁を果たすことができるといわれています。

ゆっくり左右動かしながら触ります。

この極楽のお錠前に触れることができた人は、必ず極楽往生できると、信仰されています。

やがて階段付近の光が見えてきたときには、素直に生き返ったここちがしました。
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2009年02月23日

善光寺の御開帳は7年ごとといっても正式には6年ごとの行事

善通寺のご開帳に合わせて宿坊に1泊するツアーを開催します。

4月12日(日)と13日(月)の1泊2日でご開帳の善光寺を訪ねます。

宿坊は1400年前から善光寺の永代の宿の玉照院を利用します。



第5回目は善光寺の御開帳が7年ごと!のお話です。

『7年に一度の盛儀に、前立本尊さまとのありがたい結縁。善光寺御開帳』とありますが、ここでいう7年は数え年(かぞえどし)での年数です。


数え年とは、年齢の数え方の一つで、生まれた時点を「1歳」とし、以降元日(1月1日)を迎えるごとに1歳づつ加える数え方です。


ですから7年に一度といっても実際には6年ごとで干支で丑年と未年に開催されています。

平成21年(2009年)が丑年にあたる今年の、4月5日〜5月31日までの57日間の開催です。
ラベル:御開帳 善光寺
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2009年02月22日

狭山33・4番 場所の特定が困難な難所?

狭山33

狭山33観音霊場4番札所

正智庵(しょうちあん)


臨済宗妙心寺派 本尊:十一面観音 無住の札所 納経所は5番勝光寺

正智庵

狭山丘陵を背にした場所で、かつては文字通り庵があったのだろうが今では明治12年に建てた石像の観音堂があり、それを挟んで石仏が建っています。

●住 所
西武狭山線・西武球場前駅下車5分
〒359-1153 埼玉県所沢市上山口20
TEL:なし



■■ 取材エピソード ■■

十一面観音を真横から拝むことができます。

地元の人に聞いてもなかなか特定できずに右往左往しました。

通りから奥まっていることとお堂を探していると見つかりません。

そういう意味では難所?になるかもしれません。

草が伸び放題の空き地に吹きさらしの小さなバラックのような庵があり、そこに十一面観音の石仏が安置されています。

そのお顔はとても穏やかです。

この庵の当時の隆盛に思いをはせてしまいました。

ご朱印は次の札所の勝光寺でいただけます。
ラベル:正智庵 狭山
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狭山33・3番 檀家に支えられている札所

狭山33

狭山33観音霊場3番札所

六斎堂(ろくさいどう)


真言宗豊山派 本尊:正観音 無住の札所 納経所は1番金乗院

六斎堂

以前、あった聖観音が取り壊され、しばらく堂のない時期があったが10年程前に、地元の人たちの手で新しい観音堂が建立された。

●住 所
西武狭山線・西武球場前駅下車5分
〒359-1153 埼玉県所沢市上山口1645
TEL:なし



■■ 取材エピソード ■■

生活の中にお堂がある

入口から一面の墓所。その中央、正面にお堂があります。

山口観音の後だけに、ここが札所かと思うでしょう。

休日に何度か訪ねていますが、お墓参りをしている檀家さんと必ず出会っています。

それくらい、地元の檀家さんの生活に溶け込んでいるのだと思います。


注意点としては、ご朱印は先に1番金乗院でいただいてください。

また、第2番の佛蔵院は移住されて、1番の次に3番を巡ります。
ラベル:狭山 六斎堂
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2009年02月21日

百寺巡礼「同行二人帖」

五木寛之 講談社 価格:¥1,260

百寺巡礼「同行二人帖」

内容紹介にはこう記されています。
  
「この本は五木寛之の文章とあなたの思い出によって完成します。

使い方は自由自在です。

お寺参拝の感想を綴る、集印集として朱印を集める、拝観券を貼る、スケッチを描く、俳句を詠む、etc 。

それぞれの発案で、あなたの『百寺巡礼』の旅の記憶を、この世でただ一冊の本に仕上げてください。」

いわずと知れた著者の名著はかなりなボリュームがあります。単行本10冊です。

読破するにはなかなかの気合が要るでしょう。この「同行二人帖」は、そのエッセンスを各寺1頁に纏め、見開きのもう一方の頁は空欄になっています。

このエッセンスがいいです。
「簡」にして「潔」、「明」にして「解」、「平」にして「明」。
傍においておき、仕事の合間に一寸手を休めるには最適な一冊。
  
最後に「ホォー、五木さんはこんな字をしたためなさるんだ」です。


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2009年02月20日

善光寺のお朝事(あさじ)参拝と宿坊の関係

善通寺のご開帳に合わせて宿坊に1泊するツアーを開催します。

4月12日(日)と13日(月)の1泊2日でご開帳の善光寺を訪ねます。

宿坊は1400年前から善光寺の永代の宿の玉照院を利用します。



第4回目は善光寺のお朝事(あさじ)参拝と宿坊の関係のお話です。

18日に宿坊サミットに今回お世話になる玉照院の山ノ井ご住職が参加されていました。

期間限定でイタリアン風の精進料理を発表したり、時代に合わせた宿坊の運営を努力なさっているそうです。



日の出とともに本堂で始まる「お朝事」は、善光寺全山の僧侶が出仕して勤める厳かな法要で、365日欠かさず行われております。

宿坊にとまるメリットは、善光寺のお朝事(あさじ)参拝が出来ることです。

かつては「お籠(こも)り朝詣で」といわれ、全国からの参拝者が本堂で一夜を明かし、翌朝のお朝事にそのまま参列することが一般的でした。

しかし文化財保護の関係上、明治末期に本堂での寝泊まりが禁止されてからは、宿坊が参拝者の宿泊手配と案内を担ってきました。

ですから宿坊にとまらなければ朝事参拝はかなわないのです。


イタリアン精進のメニューはこちら
posted by 心遍路 at 12:30| Comment(0) | TrackBack(1) | イベント告知 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月19日

武蔵野33・13番/狭山33・1番 風格のある狭山霊場の発願札所

武蔵野33狭山33

武蔵野33観音霊場13番札所・狭山33観音霊場1番札所(兼務)

吾庵山金乗院(こんじょういん)山口観音


真言宗豊山派 本尊:千手観音

吾庵山金乗院

本尊千手観世音菩薩は行基大士の作といわれていますが、この本尊は秘仏であることから他見を許されていません。

弘仁年間弘法大師の開基と伝えられています。

昔、弘法大師がこの地を通り、山の中から不思議な光が出ているのを見られ、入って来た所、小さな祠に観音菩薩の祀られているのを見つけ、その晩此の祠に一夜の宿をとられました。

当時此の地方に悪病が流行し住民が難儀しているのを見て、翌日から千座の護摩を修行され、その折に本堂右裏の池の水を閼伽水として使われたといわれています。

後に住民が此の水を飲んだ所、病人はたちまち良くなり、再び明るい生活に戻ったと云われており、現在の境内の水はすべて此処から引かれています。

現在の本堂は宝暦年間に再建されたもので、本尊千手観音菩薩の左に毘沙門天、右に不動明王、更に聖観世音菩薩、聖徳太子、二十五菩薩など多くの諸尊像が祀られており、当時からの絵馬が堂内外に多く現存しています。

堂内の天井一面に描かれている墨絵の竜は、日光の泣き竜とともに名高いものです。

他にも貴重な文化財が沢山あります。

武蔵野33観音第13番札所、狭山33観音霊場1番札所、武蔵野七福神・布袋尊を兼ねています。

●住 所
西武狭山線・西武球場前駅から徒歩5分。
〒359-1153 埼玉県所沢市上山口2203
TEL:04-2922-4258



■■ 取材エピソード ■■

見所満載で、時間を忘れてしまいます。

狭山湖と多摩湖の間に挟まれた場所にあり、目と鼻の先に西武ドームがあります。

歩いて5分の場所に山口観音はあります。

仁王門を入って石段を登ると、正面には宝暦年間に建立された十間四面の本堂があります。

本堂回廊の外壁にマニ車が取り付けられていて、チベット風に回転させならが回廊を一回りしお参りします。

本尊は秘仏のため見れませんが、代わりに本堂裏側に裏観音(木造千手観音)が常時開帳されています。

堂の内外にはたくさんの絵馬が掛られています。

金乗院には、他にも六歌仙図大絵馬、煙草屋図大絵馬、算額、朝鮮式銅鐘など多くの文化財があります。

奥の階段を上りきると全体が朱色の八角屋根の五重塔が見えます。その1階には「仏国窟」というトンネルがあり、四国八十八カ所・西国三十三カ所お砂踏みを兼ねています。

いよいよここから狭山33観音をスタートすることになります。

今回の武蔵の国100観音霊場の紹介は、実際に今回のカルチャーで巡る順で紹介していきます。

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2009年02月18日

善光寺のご開帳でご本尊は拝観できません!

善通寺のご開帳に合わせて宿坊に1泊するツアーを開催します。

4月12日(日)と13日(月)の1泊2日でご開帳の善光寺を訪ねます。

宿坊は1400年前から善光寺の永代の宿の玉照院を利用します。



第3回目は善光寺のご開帳でご本尊は拝観できないのです。


これって、どういうこと!

善光寺の御本尊様は、一光三尊阿弥陀如来像です。

中央に阿弥陀如来、向かって右側に観音菩薩、左側に勢至菩薩が一つの光背の中にお立ちになっています。

しかし、御本尊様は絶対秘仏で、今日そのお姿を拝むことはできません。

絶対秘仏とは、信仰上の理由により何があっても非公開とされ、厨子などの扉が閉じられたまま祀られる仏像のことです。

実際に顔を見た人は現代ではいないと云われています。

江戸時代に、本当に秘仏があるのか疑いが出て、幕府の命により調査をしたという話が残っているほどです。

ではご開帳ではどの仏様を拝むことが出来るのでしょうか?

答えは、絶対秘仏と寸分違わず鎌倉時代に製作されたとされる「一光三尊阿弥陀如来像」(国重要文化財)です。

約50センチほどの御前立本尊は、「善光寺如来」独特の姿をされたもので、普段は御宝庫に安置されており、やはり秘仏のひとつになっています。

その「御前立本尊」を7年ぶり(実際は6年)に善光寺本堂に安置し、お手から伸びる糸を結びつけた本堂前に建つ「回向柱(えこうばしら)」に触れることで御仏の御徳を授かることができる儀式でもあるのです。
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2009年02月17日

善光寺の宗派は何?

善通寺のご開帳に合わせて宿坊に1泊するツアーを開催します。

4月12日(日)と13日(月)の1泊2日でご開帳の善光寺を訪ねます。

宿坊は1400年前から善光寺の永代の宿の玉照院を利用します。



第2回目は善光寺の宗派についてです。

善光寺は古くから特定の宗派に属さず、全国的な信仰を集めている珍しいお寺です。

善通寺本堂

天台宗と浄土宗の別格本山ともなっています。

善光寺は我が国において、仏教が諸宗派に分かれる以前から存在した寺院であることから、宗派の別なく祈願が可能な霊場と位置づけられているからです。

このことから日本百観音(西国三十三箇所、坂東三十三箇所、秩父三十四箇所)の番外札所となっており、その結願寺の秩父三十四箇所の三十四番水潜寺で、結願したら、長野の善光寺に参ることになっています。

江戸時代には「お伊勢参り」の帰りには「善光寺参り」を行うケースもありました。
ラベル:善光寺 ツアー
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2009年02月16日

善光寺のスロープは国宝に付いた初めてのスロープ

善通寺のご開帳に合わせて宿坊に1泊するツアーを開催します。

4月12日(日)と13日(月)の1泊2日でご開帳の善光寺を訪ねます。

宿坊は1400年前から善光寺の永代の宿の玉照院を利用します。



数回にわけて善光寺を紹介いたします。


1回目は東向拝にあるスロープです。

善光寺には老若男女問わず、全国からたくさんの参拝者が訪れています。

中には、本堂の階段を上るのが困難な参拝者もいることでしょう。

今から12年ほど前に、善光寺では、このようなお年寄りや足の不自由な人がより参拝しやすいように、スロープ設置の計画が持ち上がっていました。

しかし、国宝である善光寺本堂は、歴史的文化財保護の観点から規制がかかっており、そう簡単にスロープを設置するというわけにはいかなかったのです。

実際にスロープの設置を文化庁に申請しても、現状維持という国宝の壁があり、阻まれていたというのが実情だったのです。

ちょうどその議論が持ち上がっていたのが、前々回の御開帳(1997年)のことでした。

その翌年には長野オリンピックも控え、善光寺をはじめとして長野市全体でバリアフリー化の話が進行していました。

そこで、善光寺では本堂本体にはまったく手を加えずに、仮設建造物の形をとることでスロープの設置に成功しています。

東向拝スロープ(本堂)

本堂と一体化しているようで、実体は仮設という格好になっています。

これは、文化財保護の観点から考えられたものですが、言われない限り気付かないほど本堂とスロープが一体化しています。

スロープ設置から12年、参拝者にとってはたいへんありがたいスロープなのです。

このスロープがあることで、階段をあがるのが困難な参拝者や車イス利用者でも、本堂に入り参拝することが可能になったのです。


車椅子対応のトイレ 

本堂の東側面(スロープ付近)に面した東口授与品所の裏と、三門の手前東側に車椅子対応のトイレがあります。
posted by 心遍路 at 15:43| Comment(0) | TrackBack(0) | イベント告知 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月15日

武蔵野33・6番 ここは清瀬市の葬祭場

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武蔵野33観音霊場6番札所

安松山全龍寺(ぜんりゅうじ)


曹洞宗 本尊:釈迦如来
札所本尊:一葉観音

安松山全龍寺

当山は慶長元年(1596年)並木主水正安松を開基とし、玉室應珍和尚が開山しました。

貞享4年(1687年)、明治13年(1880年)と2度の火災によって寺宝など殆どを焼失しました。

清瀬市内6ヶ寺の中、15石の御朱印寺は全龍寺只1ヶ寺のみであります。

戦前は中清戸村(現清瀬市)の3分の1は寺有地でしたが、農地解放により20町余を失い、現在境内地は3000坪足らずになりました。

●住 所
西武池袋線・清瀬駅から徒歩12分。または志木行き西武バス、水天宮前下車、徒歩2分。
〒204-0012 東京都清瀬市中清戸1-524
TEL:0424-91-0020



■■ 取材エピソード ■■

札所というよりも葬祭場が前面に!!!

境内はわりと広いのですが、前面に大きな葬祭場(普門閣斎場)と駐車場があり、肝心の本堂は影が薄い感じです。

あわせて禅宗寺院なのに雑然とした感じが漂うのも、葬祭場としての経営が中心になっているからなのでしょうか。

また本堂を含めて開放はされず巡礼者泣かせの霊場になっています。
ラベル:武蔵野 全龍寺
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2009年02月14日

神と仏の道を歩く ― 神仏霊場巡拝の道公式ガイドブック

(集英社新書 ビジュアル版)  神仏霊場会・編 価格:¥1,400

神と仏の道を歩く

140年の時を超えて、手を結んだ150(60社90寺)の古社名刹ネットワーク

西国(近畿)の名だたる古社名刹が手を結び、「神仏和合」にもとづく新しい組織「神仏霊場会」を設立しました。

参加社寺は150に及び新たに「巡拝の道」を誕生させました。

江戸時代まで盛んに行なわれた伊勢参りや熊野詣のように、神仏を同時に崇拝していた精神風土を現代に取り戻し、末永く百年千年の規模で展開する巡礼ルートを提案しています。

本書はこの巡拝の道の唯一の公式ガイドブックであります。
解説に加えて、現代日本の鉛筆画壇の最高峰の作家たちが、全社寺の姿を描き下ろした。細密鉛筆画特有の柔らかさ、精神性が、世界遺産を抱え、美しい景観の保護も目指す「神仏霊場 巡拝の道」に彩りを添えています。


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参加150社寺リストはこちら
ラベル:巡礼 神仏霊場

2009年02月13日

武蔵野33・5番 武蔵野の風情に佇むお寺

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武蔵野33観音霊場5番札所

寳塔山吉祥院多聞寺(たもんじ)


真言宗智山派 本尊:毘沙門天
札所本尊:十一面観音

寳塔山多聞寺

武蔵野の面影を残す当地に悠久の歴史を秘めて佇む当山は、元仁年間(鎌倉時代)に草創され、天満宮を安置して梅本坊と号していました。

約100年後、祐観上人が止住して毘沙門天を本尊とし、寳塔山吉祥院多聞寺と寺号を改めましたが、天満宮は今なお本堂に祠られ学問の神として参詣者も多く訪れています。

この毘沙門天は七福神のひとつに数えられ、除災招福の功徳尊として信仰されています。

多摩四国88ヶ所第37番の札所でもあり、東久留米七福神巡りの1寺にもなっています。

●住 所
西武池袋線・東久留米駅から徒歩12分
〒203-0053 東京都東久留米市本町4-13-16
TEL:0424-71-1234



■■ 取材エピソード ■■

開放された本堂

りっぱな鉄筋コンクリート製の入母屋造りの本堂はいつでも中に入れて参拝が可能です。

やはり本堂に入り般若心経を唱えると、集中でき心が静まるのを覚えました。

須弥壇には毘沙門天の使いとされるムカデが彫られています。一見の価値があります。
ラベル:武蔵野 多聞寺
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2009年02月12日

武蔵野33・4番 街中に静かに広がる保谷観音

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武蔵野33観音霊場4番札所

光明山福生院如意輪寺(にょいりんじ)


真言宗智山派 本尊:大日如来
札所本尊:如意輪観音

光明山如意輪寺

総本山は京都東山七条の智積院です。

如意輪寺草創の正しい年代は不詳ですが、古過去帳記載の中興第七世と思われる恵定法印(正保4年・1647年)の五輪塔が、現存住職墓碑では最古のものであります。

当山の本尊は本来不動明王でしたが、本堂消失後、新本堂建立とともに、金剛界大日如来(鋳造、享保5年製作)を本尊として安置し、観音堂には如意輪観世音を奉祠しています。

明治25年の火災により本堂庫裡共に全焼して、本尊不動明王や古文書などもすべて焼失していますが、境内東南隅にあった観音堂は難をまぬがれて、大正2年(1913年)現在地に移築され、保谷の観音さまとして皆に親しまれています。

多摩新四国88ヶ所霊場第35番札所も兼務しています。

●住 所
西武池袋線・保谷駅から吉祥寺駅行き、三鷹駅行き、武蔵境駅行き西武バス、保谷庁舎下車、徒歩6分。西武池袋線・ひばりが丘駅から保谷庁舎行き西東京市はなバス19番・如意輪寺下車徒歩0分
〒202-0011 東京都西東京市泉町2-15-7
TEL:0424-21-3014



■■ 取材エピソード ■■

近代的本堂とは対照的な観音堂

如意輪寺のバス停通りからやや奥まった場所に大きな山門が見えてきます。

仁王像は台石迄もはっきり見える様に置かれなかなかの迫力です。

山門を過ぎれば梅の老木が枝を伸ばしたトンネルが続き、右に折れると近代的な鉄筋2階建ての本堂があります。

その右横に本堂を向拝するように木造の観音堂が鎮座しております。観世音と描かれた大きな提灯が印象的です。
ラベル:武蔵野 如意輪寺
posted by 心遍路 at 14:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 武蔵の国100観音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

テラタビストの吉田さらささんのTV出演情報

おとなの学校でもお世話になっている、

テラタビストの吉田さらさ さんが

明日13日、午前11時〜12時のNHK総合、いっと6県にゲスト出演いたします。

最新のお寺情報が手に入ります。

時間がある方は、ぜひご覧ください。


posted by 心遍路 at 09:58| Comment(0) | TrackBack(0) | イベント告知 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月11日

武蔵野33・3番 観音・不動・大黒・地蔵・大師参りの寺

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武蔵野33観音霊場3番札所

亀頂山密乗院山寶寺(さんぽうじ)


真言宗智山派 本尊:不動明王(秘仏)
札所本尊:如意輪観音

亀頂山山寶寺

当山は後小松天皇の応永元年(1394年)、鎌倉大楽寺の大徳・大僧都幸尊法印の開山です。

幸尊法印は諸国遊行の途上、たまたまここ武蔵国石神井郷小仲原の地に立ち寄り、当地が石神井川の清流を前に、三寶寺川の渓谷を後ろにする、亀甲状丘陵の上になる景勝であることを見られ、これこそ堂宇の建立にふさわしいところであると思い、ここに真言密教の道場として、一宇の浄舎を建立されたのが始まりです。

境内の大黒天堂は開運出世福徳無盡の尊として参詣絶えず、地階の子育千体地蔵尊は檀信徒自ら彫刻した1000体の地蔵尊をお祀りし、更に天井にも檀信徒の画いた天井画数十枚を配して荘厳されています。

御府内八十八ヶ所第16番、関東36不動第11番などの札所としても参詣者が多く、特に境内の奥之院は高野山のそれを模し、88ヶ所お砂踏霊場は四国霊場の風光が感じられます。

文久年間など2度の火災に遇い寺宝を灰燼に帰したため、御成門のみ当時の面影を残しています。

●住 所
西武池袋線・石神井公園駅から石神井公園を経て徒歩20分。道場寺からは徒歩2分。
〒177-0045 東京都練馬区石神井台1-15-6
TEL:03-3996-0063



■■ 取材エピソード ■■

三宝寺池と照姫

三宝寺といえば地元石神井の人は石神井公園の三宝寺池と石神井城跡で大変よく知られたお寺であります。

毎年4月の終わりには、太田道灌によって地元石神井城が攻め落とされ城の照姫がその池に身を投げ、一命を落としたことを御祭した照姫祭りがことのほか有名でお祭りでは装束に扮した地元の方々の行列がにぎやかに執り行われます。

三宝寺はその石神井城のすぐ隣、城内にあったと思われます。


半日いても飽きの来ない信仰の聖地

ここには豊島区の名の由来である豊島家の墓や現在でも有数の地主である本橋家の菩提寺となっています。

また政治家、旧家の檀家さんも多く、いつも線香とお花の絶える時がありません。

また、朝夕定時の鐘の音が響く境内は、武蔵野の面影をしのぶ貴重な風景となっております。

是非お参りされた後、散策することをお勧めいたします。

観音様は本堂から左手奥に入った場所に近年観音堂が新築され、お移りになられました。

また、観音堂の横には高さ9メートルの石仏の観音様が一帯の住宅を見渡すようにいらっしゃいます。

そちらも是非ゆっくりご覧いただきたいと思います。
ラベル:山寶寺 武蔵野
posted by 心遍路 at 08:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 武蔵の国100観音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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